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ニュースリリース

アルミ箔製品のコンシューマーサービス事業について

2015年09月01日
株式会社遠藤総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:遠藤潔、以下「遠藤総研」)は、アルミ箔製品のコンシューマーサービス事業(以下「本事業」)の円滑な販売実施に協力して参ります。

本事業は、アルミ箔製品の早期普及を目的として取組むものです。

アルミ箔は、アルミニウムを厚さ0.2mm〜0.006mmまで圧延で薄く伸ばしたものをアルミ箔と言い、JISで規定されています。単体で使用される場合と、フィルムや紙と貼り合わせされて使用される場合とがあります。用途は非常に多岐にわたり、需要分野別には食料品(製菓、酪農用など)、日用品(家庭用ホイル、うどん容器)、電気(各種コンデンサ用)などに分けられます。

アルミ箔は、純度が比較的高いアルミニウムを使用しており、無味、無臭で全く無害です。紫外線、赤外線を通さず、水分やガスの非通気性にも優れているので、食料品、薬品等の包装材用にきわめてすぐれた材料です。

ヨーロッパ発祥のアルミ箔が日本で生産されるようになったのは昭和初期のことです。1930年(昭和5年)にドイツから圧延、洗浄、裁断などアルミ箔の製造設備が輸入され、機械圧延による製造を開始したのが最初でした。

日本でのアルミ箔は当初、チョコレートなど菓子の包装で人気を博し、次いでたばこの包装に採用されました。それまでの錫箔にくらべて包装の作業能率、コストともアルミ箔が勝るということで、昭和8年春、「暁」(20本入り紙巻きたばこ)に初めてアルミ箔が採用されました。以後、包装用はもとより、電気特性を活かしたコンデンサ用など各種産業用途、そして家庭用アルミホイルまで、さまざまな用途に広がっています。

遠藤総研は、本事業を含め、環境社会の構築、資源リサイクルの効率化、超高齢化社会への対応など、社会的課題の解決に貢献する関連事業に引き続き多面的に取組んで参ります。