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ニュースリリース

介護用オーラルケア製品の生活産業事業について

2020年03月02日
株式会社遠藤総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:遠藤潔、以下「遠藤総研」)は、介護用オーラルケア製品の生活産業事業(以下「本事業」)の円滑な販売実施に協力して参ります。

本事業は、介護用オーラルケア製品の早期改善を目的として取組むものです。

介護者へのオーラルケアは、歯磨きだけではなく、口腔内の洗浄や保湿なども含めたトータルケアを行うことで誤嚥性肺炎の予防やQOLの向上に繋がるとして、近年医療機関や関連製品メーカーが啓発活動を活発化しており、参入メーカーや製品のバリエーションが増加しています。

今後も高齢化による要支援、要介護者の増加と共に、市場は拡大するとみられています。2018年に介護報酬・診療報酬改定が予定されており、介護用オーラルケア製品の業務用需要が増加するとみられ、また在宅介護の増加による個人需要の増加で、市場は継続的に拡大し、2025年には2015年比2.7倍の99億円が予測されています。

介護用スポンジブラシは口や粘膜、舌などの汚れを拭き取るための製品で、先端がスポンジで出来ている棒状のブラシです。高齢者の増加だけではなく、誤嚥性肺炎の予防として口腔ケアの認知度が向上したことで市場は拡大しています。スポンジブラシは病院や介護施設などでの利用が大半を占めますが、近年自宅でケアを行う個人需要も増加しています。今後も高齢者の増加やメーカーの啓発活動によって口腔ケアの重要性が浸透し、拡大していくと期待されています。

遠藤総研は、本事業を含め、環境社会の構築、資源リサイクルの効率化、超高齢化社会への対応など、社会的課題の解決に貢献する関連事業に引き続き多面的に取組んで参ります。