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ニュースリリース

メンズコスメティックスの生活産業事業について

2024年07月01日
株式会社遠藤総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:遠藤潔、以下「遠藤総研」)は、メンズコスメティックスの生活産業事業(以下「本事業」)の円滑な販売実施に協力して参ります。

本事業は、メンズコスメティックスの早期普及を目的として取組むものです。2023年のメンズコスメティックス市場は、前年比1.8%増の1622億円となりました。

ミドル世代向けのメンズシャンプー・リンスや外出機会の増加により需要が回復しているスタイリング剤をはじめ、多くの品目が伸長しました。 さらにスキンケアにおいては、オールインワンやクリームなど新商品が多く投入され、美容感度が高い層を取り込んでいます。 男性化粧品市場は、コロナ禍においても堅調に推移してきました。 2023年以降は、マスク着用緩和や外出機会の増加、それに伴う身だしなみ意識の深化と多様化から、メンズコスメのニーズがさらに高まりました。

2024年は、市場環境が新型コロナウイルス感染症流行前の状況に戻りつつあり、メンズスタイリング剤、メンズ整肌料は伸びが続くとみられています。特にメンズ整肌料は、中高年層のスキンケア需要が伸び、若年層では加えてポイントメイクやベースメイクなどのメイクアップも需要が増加しています。一方で、メンズスタイリング剤はコロナ禍で減少した需要が徐々に回復しているものの、中高年層を中心としたロングセラー商品が多いため、長期的にはユーザーの減少が懸念されています。

また、メンズスカルプケアやメンズシャンプー・リンスなどでは、男性が女性用・ユニセックスブランドを使うといったケースがみられており、市場拡大が予想されます。新興メーカー間の競合が激化しているほか、商品棚の確保といった観点から展開アイテム数を増やすことが難しいため、既存商品のリニューアルなどが進むとみられ、市場は前年比0.6%増にとどまる見込みです。

遠藤総研は、本事業を含め、環境社会の構築、資源リサイクルの効率化、超高齢化社会への対応など、社会的課題の解決に貢献する関連事業に引き続き多面的に取組んで参ります。